小屋裏(屋根裏)にTVアンテナ設置<失敗例>

自宅の新築時に付いていないTVアンテナ。自分で設置してみようと思い、自分でTVアンテナを買ってきて、ブースターも買ってきました。

自分なりに情報を集めて準備したつもりでしたが、全く歯が立たず、業者に設置は任せることにしました。我が家に設置した八木式アンテナ

失敗した原因
  1. 受信感度が弱い(弱電界)と知らなかった
  2. TVの屋内配線が分からなかった

この記事では失敗例としてまとめます。

受信感度が弱い(弱電界)と知らなかった

TVアンテナを立てれば、TVなんてどこででも映るだろうと思っていました。特に我が家は、共聴アンテナやケーブルテレビが必須の住宅街ではなかったのです。

まず平面アンテナで挑戦するものの

まず「平面アンテナ」を購入しました。ホームセンターで約1万円の出費。できればリビングのテレビのそばにアンテナを設置したかったのです。


まずは室内でのテスト。テレビにアンテナを直接つないでみます。

1階のリビングでは全く受信できません。必要な感度を得られません。窓の近くに向けてもダメ、窓の外に置いてもダメ。

では2階でやってみます。テレビも持っていきます。こちらもほとんどダメ。1階よりは感度の数字は上がっているものの、映像が出てくるレベルではありません。

ここでようやく分かったのは、自宅は受信しにくい所(地形)という事。「弱電界」という言葉を知りました。

八木式アンテナとブースターを購入

平面アンテナで見た目をスマートに受信するのはあきらめました。

平面アンテナよりも受信感度の強い普通のアンテナ、魚の骨のような「八木式アンテナ」と信号を増幅する「ブースター」をホームセンターで購入しました。約1万5千円の出費。

購入したのは20素子の八木式アンテナ。ホームセンターに置いてあった商品の中で、最も素子数が多いアンテナでした。



まずはブースター無しで、リビングでアンテナにつないでみます。受信はできません。受信できたとしても邪魔ですが。ブースターを接続しても変わらず。


しかしここで受信できたとしても、室内に八木式アンテナを設置するのは、現実的ではありません。

屋根裏(小屋裏)に設置してみます。

屋根裏にアンテナブースターをもっていき、ようやく「少し」受信できるようになりました。しかし視聴には耐えません。

屋根裏ならば探せばベストな位置があるはずですが、奥まではケーブル類が届かずに諦めることにしました。

TVアンテナを持ちながら、テレビの感度変化を見ながらの作業も大変でした。

この時はアンテナチェッカーの存在を知らず。もし知っていたら成功したかも?

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TVの屋内配線が分からなかった

仮にアンテナの良い設置場所が判明したとしても、TVの屋内配線が分かっていませんでした。

2階の角の屋外にTVや電気の引き込み口があるのは、なんとなく分かりました。しかし直接アクセスするには、高さのある梯子が必要です。危険な作業です。

ブースターの電源の確保もどうすれば良いのか分かりません。

室内のコンセントから取ることはできます。しかし全くスマートではありません。

電源コードをコンセントから、屋根裏まで引きこむ事になります。コード丸出し、点検口は開けっ放しにしなければなりません。

まとめ

中途半端な知識で、とりあえずはチャレンジしてみたTVアンテナ設置。受信感度が弱く、配線が分かっていなくて、全くと言っていいほど対応できませんでした。

この時は業者にお任せして、屋根上にTVアンテナを設置してもらいました。

屋根上での作業はとても危険です。固定するやり方も素人では、強風で倒れたり、吹き飛んで落ちたりして、周囲に迷惑をかけてしまいます。時にはあきらめる事も肝心です。

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