<第二種電気工事士>筆記試験対策にはすぃ~っと合格

第二種電気工事士の資格を取って、家のコンセント位はいじりたい…。しかし難しそう…。ネットの海でさまよっていたら、救世主が現れました。

レビューで高評価。電気工事士筆記試験対策は断然「すぃ~っと合格シリーズ」がおすすめです。

この記事では「すぃ~っと合格 筆記試験」について紹介します。

前半は解説、後半は過去問になっています。「見開き1ページの解説を読んで、該当する過去問を解く。」の繰り返しで、筆記試験合格にかなり近づけます。

試験の難易度は低いらしいが

第二種電気工事士の試験難易度は、決して高くありません。そう言われています。実際にそうです。しかし最初のハードルが高い(ように見える)のです。

筆者はいつかは取りたくて、何度も古本屋で本を手に取っていました。開けば出てくる専門用語。

オームの法則、中学校で習ったけどあまり覚えていないな
インピーダンス?なにそれ
リアクタンス?レジスタンス(抵抗)とは違うの?

どれも難しそう。そっと閉じて、私の電気工事士試験挑戦は幕を閉じ…なかったのです。

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「すぃ~っと合格」との奇跡の出会い

電気工事士の挑戦はあきらめていて、記憶の片隅にしか残らなくなった頃、ネットの海をさまよっていたら、たまたま目に入った「すぃ~っと合格」シリーズ。

高評価がたくさんあり、どれも同じような評価内容。

表紙は強烈なインパクトがあるけど、中身が抜群。分かりやすく、得点しやすい
(注:当時は表紙が強烈なインパクトがあったのですが、現在は普通です。)

という事で、本屋で実物を手に取りました。何度も悩んだ末に、お買い上げしました。


何で悩むのかというと、電気工事士の資格を取るには、ある程度の資金が必要になるからです。
技能試験の工具や材料セットに、数万円かかります。

電気工事士の資格取得後は、あっという間に投資費用を回収できましたが。

得点のコツがばっちり載っている

表紙をめくると、いきなり合格するための勉強・得点のコツが解説されています。

電気工事士の筆記試験は、良く出題される科目が簡単かつ得点しやすい!だからこの本は簡単で、出題数が多い科目から始まっています。

誰の家にでもあるコンセントやスイッチ。エアコンや換気扇。ペンチやドライバーなどの工具。これらが問題に出るのです。

写真を見てどんな器具か答える問題も多く、得点しやすいのです。

私が昔、手に取った本は、電気理論が最初の方に載っていました。「やっぱり難しいな」と思わせるのに十分でした。

しかし実際は、電気理論は苦労して理解したところで、出題数は少なく(=配点が少ない)、得点源になりません。

解説の前半は写真中心

この本の前半は写真が多いです。写真と、簡単な解説と、図記号がセットになっています。「どこかで見たことがある」ものが多いです。

勉強が進むと、外出時に「写真では見たけど、実物はどこにあるかな?」と探すようになります。商業ビルなどには、電気工事士の勉強の場としてとても良いです。

プルボックス、ケーブルラック、電線管など、実物は外にいっぱいあります。筆記試験勉強でも、結構楽しく勉強できる部分です。

受験を決めたのなら、技能試験用の工具や材料は先に買っておいて損はないです。筆記試験の写真鑑別問題の理解がより一層確実になります。





解説の後半は文字が多くなる

後半になると法律やら、計算やらが入ってきます。写真は減って、図解やグラフが増えてきます。これが本来の電気工事士らしい部分かも知れません。

ちょっと大変な気もしますが、全てを完璧に覚える必要はありません。過去問がだいたい解けるようになれば、合格できる得点ができます。

付録の過去問が、8割程度解けるように繰り返して解きましょう。

複線図の登場で試される

そしていよいよ「複線図」の登場です。今まで勉強してきた記号や、器具の意味をある程度理解していないと対応できません。

これまでちゃんと勉強していれば、ある程度はできます。もし複線図でつまづくようであれば、記号を覚えなおしましょう。

頭の中で図を書いているのはだめです。紙に実際に書きましょう。手を動かせば覚えるのも理解するのも早いです。

ここまで勉強が進むと、筆記試験の合格が見えてきます。

難しい電気理論は無理しなくていい

解説の最後の方は、大御所の「電気理論」です。写真鑑別に比べると難しいですが、配点が低いため、無理して勉強する必要はありません。

記号やら式やら横文字やらいっぱい出てきます。今までの丁寧な解説からはうって変わって、難しく感じます。

おそらく今までの流れからすると、もうちょっと丁寧に解説してくれてもいい位です。でもざっくりとしすぎている感は否めない。

というのも、この科目はあまり出題数が多くないから、解説に力を入れていないのでは?と私は考えています。

ここではそんなに点を取れなくてもいいよ。分かる人は分かるから、やってみて。という作者からの隠れたメッセージなのではないかと思います。

後半には過去問がある

この本の後半に過去問が掲載されています。電気工事士筆記試験は、過去問を制すればほぼ合格できます。過去問そのまんま出題される事もあります。

この本の解説をざっと読んで、過去問を解いてみて、分からなかったら解説に戻る。この繰り返しで基本的な力が付きます。

しかし正直言って、この本に収録されている過去問は、量が不足しています。あくまでもおまけです。

「過去問題集」を追加購入して、実力をばっちり身に付けてください。


問題を解くことで、解説の意味が理解できる事が良くあります。また問うている内容は同じでも、出題の仕方(角度)が違う問題もあります。

なんだかんだ言っても、電気工事士筆記試験過去問がそのまんま出題される事があるのです。過去問をマスターしておいて損はありません。

まとめ

第二種電気工事士 筆記試験「すぃ~っと合格 筆記試験」筆記試験に合格するための本です。電気工事士として、まんべんなく全ての知識を理解・活用するための本とはちょっと違います。

まずは筆記試験合格のために、この本を手に取って勉強してみる事をおすすめします。


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