筆者はここで紹介する物を揃えて、第二種電気工事士に一発合格しました。
筆記試験対策
筆記試験対策は文句なく「すい〜っと合格」シリーズです。分かりやすく得点しやすいのが長所です。
レビューであまりにも評判が良く、書店の店頭で確認したところその通りでしたので、購入しました。
テキスト
効率よく得点できるよう工夫されたテキストです。
テキストの前半は写真やイラストが多いフルカラーでにぎやかです。仕事で電気工事していない素人でも分かりやすく作られています。
テキストの後半になると、2色刷りでちょっと寂しくなります。それでも必要十分です。
過去問題集も付いていて、簡易的な確認ができます。
問題集
テキストと合わせて、問題集もそろえましょう。同じシリーズだとテキストの解説ページと連動していて、効率良く勉強ができます。
電気工事士の試験問題は過去問から出る事が多いです。過去問題集をマスターすれば、筆記試験合格は間違いありません。
一つの項目ごとに、同じ項目の過去問に挑戦していくと、知識や解き方が早く確実に定着します。
技能試験対策
技能試験対策で必要なのは
- 工具セット
- 材料セット
- 技能試験対策・解説本
の3つです。
工具セット
第二種電気工事士試験対策に特化した、HOZANの工具セットをお勧めします。このセットに入っている工具は、試験会場に持ち込みできます。
単品で揃える事もできますが、初めてなら工具セットで揃えた方が手間がかからず、割安に揃えられてお得です。
どちらかと言えば、工具が追加されたセットの方をおすすめします。
一押しの単品工具
単品工具合格マルチツール DK-200は用意しておいた方が良いです。必ずしも上記工具セットと同時購入でなくても良いです。
合格マルチツール DK-200は、ロックナットや絶縁ブッシングに傷をつける事なく、素早く適度に締め付ける事ができます。
もちろん本番の試験に持ち込み可能です。そんなに高くない工具なので、お守り代わりに追加でポチりましょう。
工具セットに入っているウォーターポンプライヤーでも良いのですが、部品に傷がつきやすく、締め付けにくいのが欠点です。
締め付け中にアゴがずれて空回りしてしまうんです。アウトレットボックス内は狭く、作業もしづらいです。
材料セット
技能試験の練習用で必要なケーブルやスイッチ類が、全てセットになっています。
解説用DVDや解説用冊子も付属しています。
材料セットは2回練習分を強くおすすめします。
1回分だと少なすぎて、材料を追加購入する必要が出てきてしまいます。3回分だと多すぎて、材料がかなり余ります。
技能試験対策本
材料セットに付属する解説書やDVD等である程度技能試験対策はできます。しかし市販の技能試験対策本の詳しさには敵いません。
こちらの対策本をメインにして練習を進めましょう。
まず「すぃ~っと」シリーズの技能試験版を紹介します。2020年版はDVD付になり、価格も据え置きでお買い得感があります。動画で作業の様子が確認できない環境にある方に向いています。
筆者は当時たまたま店頭に「すぃ~っと」シリーズが無かったので、これ↓にしました。
まとめ
第二種電気工事士を取得するには、勉強の手間に加えお金もかかります。
しかしDIYをする人には取得するメリットが非常に大きく、工事費用を考慮すればあっという間に回収できます。
予算にもよりますが、筆記試験の勉強を始めた段階で、技能試験対策の材料や工具も同時に購入する事をおすすめします。
手元に工具や材料の実物があると、理解が一層早く確実になるからです。
第二種電気工事士の資格は取ってしまえばこっちのものです。初期費用は掛かってしまいますが、取得後はDIYがより楽しめます。