第二種電気工事士試験の筆記試験2週間前。この時期で押さえておきたい勉強のポイントを紹介します。
確実に60点前後が取れるようにしましょう。
一般問題で得意を増やす
一般問題で得意な問題をできるだけ増やしましょう。比較的、得点しやすい問題が多く出題されます。確実に得点できるようにすれば、苦手な問題が多少あってもカバーできます。
比較的解きやすい、得点しやすい問題の例です。覚えていればすぐに解答できます。
- 写真を見て答える問題
- 覚えていれば解ける問題
解きにくい問題の例です。
- 計算が必要な問題
計算が必要な問題は、時間や手間がかかります。
計算が必要な問題でも、たまに過去に出題されていた問題が、そのまま出題される事もあります。計算しなくても暗記で解けるのです。
トータルで60点前後取れるか
第二種電気工事士の筆記試験の合格点は60点です。この60点は絶対と考えましょう。
60点未満でも合格できた回はありましたが、稀です。
問題数は全部で50問。一問2点、満点で100点です。60点必要ならば30問正解すれば良くて、20問は不正解でも構わないのです。
ただしこれが通用するのも2週間程度前までです。1週間前には70~80点が安定して取れるようにしましょう。
一度は過去問題に挑戦する
一度は過去問題を通して解いてみましょう。検索すれば問題から解答・解説まで揃っているサイトが見つかります。
もし挑戦してみて60点前後取れれば、最低限の条件はクリアです。しかしまだまだ得点の上積みは必要です。
70点、80点取れたら十分です。しかし忘れないよう毎日、確認は怠らないようにしましょう。
過去問を通して解いてみると自分の苦手が分かります。苦手をできるだけなくして得点力を高めましょう。
電気工事士の筆記試験の場合、得意な問題である程度得点できれば、苦手は捨てても合格できたりします。しかしその加減は難しいです。できるだけ直前までに得点力を高めるべきです。
配線図が攻略できるか
2週間前ならば、筆記試験だけでなく、技能試験も念頭においた勉強が必要です。具体的には配線図を理解し、簡単な複線図は描けるようになっている必要があるのです。
リングスリーブや差し込みコネクタの使用数を問う問題は、手間暇がかかります。しかし技能試験では避けて通れません。攻略できるようにしましょう。
配線図が理解できていれば、この後の技能試験対策で作業に集中できます。
配線図の問題は技能試験同様、手を動かさないと攻略できません。
もちろん、筆記試験対策をしながら、技能試験対策として実際に手を動かすのもありですし、むしろおすすめします。
まとめ
得意問題は必ず得点できるようになり、60点前後は確実に得点できるようにしましょう。解くのに手間はかかりますが、配線図を攻略すれば、技能試験で必須の複線図の攻略につながります。
技能試験も受験する事を前提に勉強を進めていきましょう。