白あり対策をするなら冬。注意点まとめ

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今冬(2019年12月)自宅の白あり対策(白あり防除)をしました。主な作業は床下の薬剤散布です。今回は作業をする際の注意点をまとめます。

白アリ対策の注意点
  • 寒い時期に行う
  • 家族がいる時に行う
  • 無理はしない

既に白ありが住み着いている場合は、専門業者に対応してもらいましょう。

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寒い時期に行うべき理由

白あり対策は寒い時期にやりましょう。

同じ作業内容でも暖かい(暑い)時期に作業するのとでは、作業のしやすさ(心身にかかる負担)が大違いです。

寒さで害虫が少ない。動かない

床下で暮らしている生物は害虫ばかりです。寒い時期だと害虫が非常に少ないです。いたとしても動きが鈍いです。

もし暖かい時期ですと、動きが活発だけでなく、種類や数も多く、作業に集中できません。

虫が苦手でも苦手でなくても、狭い床下で害虫が目の前に迫ってきたらいい気分ではありません。極端な話、顔に貼り付いたまま、落ち着いて作業ができますか?


実際に寒い時期に作業を行った筆者でも、巨大アシダカグモを横切って作業をせざるを得ない場所がありました。寒い時期だからよかったものの、もしも暖かい時期で動きが活発だったら、作業に集中できません。

アシダカグモは人間にとって益虫ではあります。しかし狭い床下作業では、邪魔な存在です。

こちらはクモのイメージ。アシダカグモではなく、タランチュラです。

クモ撃退スプレーがあると便利です。ただしその場で死んだクモを片付けるのが厄介です。クモが居ない時にクモよけでスプレーしておくのはおすすめします。

クモ撃退スプレーを使用してみたところ、スプレーでクモの糸(巣)も溶けます。スプレー後は半年程度、巣を作ることはありませんでした。

衣類の汚染を防ぐために厚着になるから

作業着を服の上から着るため、厚着になります。真夏だと熱中症になってしまいます。

ホコリや虫の死骸だらけの汚れている床下で、薬剤を撒く作業をするのに、普段着や薄着ではできませんね。

雪がちらつく真冬の時期がちょうどいいです。真冬でも30分作業していると汗だくになります。

家族がいる時に行う

万が一に備え、消防や救急に連絡が取れる家族がいる時に作業をしましょう。

床下に潜って作業している最中に、体調に異変があって動けなくなったり、異変がなくとも何らかの理由で脱出ができなくなる可能性はゼロではありません。

床下に閉じ込められたまま脱出できなくなったら、消防隊が救出にあたります。

床下から引きずって救出できればまだ良いのですが、不可能な場合は、床に穴を開けての救出も考えられます。それだけのリスクがある作業なのです。

筆者は家族がいる時に作業をし、作業は声を出しながら行っていました。「風呂よし!、次はトイレ!」等。安否確認も兼ねての作業です。

無理はしない

以下を目安に、絶対に無理はしないで下さい。

  • 体調が優れないのなら作業を見送る勇気も必要です。また、体格的に大きい方(おデブさんや身長がかなり高い方)は、物理的に床下に潜る事が無理です。
    狭い床下にもぐるため、大きい体格は不利です。やせ型、低身長の方が有利です。
  • 閉所恐怖症、暗所恐怖症、虫恐怖症の方が作業をするのは自殺行為です。
  • 既に白ありがいる場合は、素人の手に負えません。専門業者に対応してもらいましょう。

まとめ

白あり対策で床下に潜る。それだけの作業でも、心身の負担が大きいです。専門業者がいるという事は、素人では難しい作業という事です。

もしも既に白ありが発生しているのなら、専門業者に対応してもらうのが無難です。狭い床下での害虫駆除は、体力よりも精神を削られます。

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