台風襲来で店頭から消えた物品。本当に必要な物は?

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台風襲来(2019年)の直前に、ホームセンターやスーパーで店頭から消えていた物。それから多くの人が求めている物がわかります。

  • 食品
    飲み物(ミネラルウオーター、お茶)、パン、カップ麺
  • 消耗品
    電池、ブルーシート、養生テープ、板、カセットコンロ、ラジオ

全ての物は、災害の備えとして普段から用意しておける物ばかりです。

台風襲来2日前には売り切れ続出です。3日前までに必要な物品は確保しましょう。

台風シーズンにさしかかかる毎年7月頃から、以下の物を備蓄しておきましょう。TV、新聞、ネットのニュースで在庫が少なくなった時点では手遅れです。

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食品

通常の食品のうち、比較的保存のきくもの、加熱調理が不要な物、汚れが付きにくい物から在庫が無くなっていきました。

ミネラルウオーター

ペットボトルに入ったミネラルウオーターが、2L、500ml問わず、品切れを起こしていました。

ミネラル成分の多い海外産は、お腹を下しやすい体質の方には不向きです。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫無し
  • 台風来襲1日前:在庫復活。しかしすぐに売り切れ
  • 台風後:在庫復活


お茶

ミネラルウオーターの店頭在庫がなくなった後に、お茶は買い込みのターゲットとなりました。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫あり
  • 台風来襲1日前:在庫なし
  • 台風後:在庫復活


カップ麺

カップ麺も面白いように在庫が無くなりました。カップ麺を食べるには、本来はお湯が必要です。しかし水でも食べられる状態になるとの情報が出回り、在庫が消えたようです。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫無し
  • 台風来襲1日前:在庫無し
  • 台風後:在庫の復活が遅い。1週間経っても元々の在庫の半分程度のお店も。


消耗品

定番の電池、台風対策ならではのブルーシート、2019年は養生テープがものすごい勢いで転倒在庫がなくなりました。

電池

電池のうち、使い捨て電池の在庫がなくなりました。使い捨て電池に比べて割高な充電池の在庫は十分でした。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫無し
  • 台風来襲1日前:在庫無し
  • 台風後:少し在庫復活



電池は長期保存しても使える、繰り返し使える充電池がおすすめです。購入時は割高であっても何度も使え、最終的にはお得になります。ゴミも減らせます。





ブルーシート

屋根の保護、窓ガラスの保護用と考えられます。ブルーシートとその類似品(シルバーやホワイトのシート)も在庫が無くなりました。

台風15号で屋根が飛ばされ、修理が間に合わず、とりあえずブルーシートで保護する家も多かったです。しかしきちんと固定をしないと、強風で吹き飛ばされて焼け石に水です。

青色が採用されている事が多いので、ブルーシートの名前が有名ですが、白・シルバー・緑等、色にはバリエーションがあります。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫無し
  • 台風来襲1日前:在庫無し
  • 台風後:在庫復活




養生テープ

窓ガラス破損時の飛散を目的として、多く購入されたようです。

窓ガラスに放射状に養生テープを、貼り付けている家が多く見られました。3LDKや4LDK等の家では、1巻程度では不足します。最低でも5巻は必要です。

雨戸があるなら雨戸を閉めれば、養生テープ貼りは不要です。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫無し
  • 台風来襲1日前:在庫無し
  • 台風後:しばらく在庫無し

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我が家は二重窓の網入り。割れてしまった場合、網無し窓よりは飛散が少ないと思い、養生テープでの補強はしませんでした。
養生テープは、仮止めできて便利なテープです。DIYが趣味なら、普段から1巻在庫していても損はありません。


補強の板類

構造用合板が補強用として売れていました。2×4や1×4のSPF材も普段よりは売れていましたが、在庫がなくなるほどではありませんでした。

物が大きく重く、車に積み込むのが大変です。災害前に、ホームセンターの車を借りて持ち帰るのは、利用者が殺到し困難です。

店頭で切断サービスを利用し、自家用車で持帰る事もできますが、切断サービスコーナーも長蛇の列でした。用意するなら、早めに用意すべきです。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫まずまず
  • 台風来襲1日前:在庫急減
  • 台風後:しばらく在庫無し


段ボール箱

段ボール箱も店頭からすっかり消えてしまいました。

窓が破損しても室内に直撃しないよう活用されていた模様です。破損後の窓の簡易補修や、破損した屋根や壁の一時的な保護用としても使えます。

屋外で過ごさざるを得なくなった時、ちょっとした風雨を防ぐのにも使えます。集団生活のプライバシー確保や断熱にも使えます。

平時は、状態や大きさにこだわらなければ、段ボール箱はスーパー等の店舗で、店員さんに声をかければ無料でもらえます。

燃えやすく、湿気に弱いのが難点です。湿った所で保管するとカビてきます。害虫の住処にもなってしまいます。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫無し
  • 台風来襲1日前:在庫無し
  • 台風後:在庫無し。しかし商品の空き箱のお持ち帰り用はあり。


カセットコンロ

震災時にも大活躍したカセットコンロコンロ本体交換ボンベ(たいてい3本1セット)を普段から常備しておきましょう。

スーパーでも常に取り扱いがあります。普段から在庫が少ないため、売れ始めるとすぐに在庫が尽きてしまいます。

在庫の変化
  • 台風来襲2日前:在庫無し
  • 台風来襲1日前:在庫無し
  • 台風後:しばらく在庫無し




番外

ティッシュトイレットペーパーも、災害時には良く売れます。

今回の台風は消費税増税直後に来たせいか、店頭での品切れは見られませんでした。増税前に買いだめしてあり、各家庭の在庫は十分だったのでしょう。

個人的には貯水用のポリタンクが欲しかったです。前日は灯油用の赤いポリタンクの店頭在庫は、ありました。しかしそれに水を入れるにはちょっとな、と思い購入はしませんでした。

貯水用のポリタンクは、ホームセンターですとキャンプ・アウトドア用品売り場に置かれている事が多いです。


簡易貯水袋は形が保てず扱いにくいのが難点です。その代わり、未使用時はたたむ事ができ、収納スペースを必要としません。

ラジオも電気が遮断されたら情報源として必要です。今回は在庫のチェックはしませんでしたが、災害時の定番です。

発電もできる製品がおすすめです。

まとめ

普段から災害に備えておくべき物が多いし、普段から買い揃えられる物ばかりです。

台風は数日前から勢力や進路が分かります。しかし地震は全くと言っていい程、予測がつきません。いつやってくるかわからない災害に対して、普段から備えをしておくべきなのです。

長期保存を目的とした食品類は割高です。しかしいつやってくるか分からない、災害の備えとしては当然必要です。

ローリングストック法で、普段から定期的に消費して買い換える事で、自動的に消費期限が更新できます。

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